■その他のスモークウッド
■燻煙材
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スモークチップ
木を細かくきざんだチップ状の燻煙材です。そのまま火を点けても燃えてくれないので、別に熱源が必要になります。 -
スモークウッド
木を粉状に砕いて棒状に固めたもの。そのまま火をつけて煙を出し続ける便利なおおきい線香のようなものです。熱源がいらないので冷燻時にはかかせません。一本が約2~4時間燃焼しますので半分に折ったり、つなげたりして時間調整します。
■燻製に向いている木
燻製に向いている木は樹脂の少ない広葉樹の硬い木が向いています。針葉樹は ススが多く出る為に向いていません。
- さくら
日本で一番ポピュラーな燻煙材で、一般的には山桜が使われます。煙の香りがつよく癖の強い食材をマイルドに仕上げてくれます。また魚にもよく合いますので初心者はこれから始めるのが良いようです。 - ヒッコリー
北アメリカ原産の落葉樹で、くるみ科に属します。欧米で一番人気の燻煙材です。香りがよく癖がないのでオールマイティーに使えます。 - なら
タンニンが多く色づきが早いので魚介類に適しています。 すこし渋みがあり、すっきりとした香りです。 - オニグルミ
チップの中でも硬い材質で香りがよく癖が少ないのでオールマイティーに使えます。 - ぶな
カブトムシを連想する日本全国に分布するなじみの多い木です。 タンニンが多く色づきが早いのが特徴です。やや渋みがあり魚介類に多く使われます。 - りんご
甘い果実がなるだけあって煙にもほのかに甘さがあります。マイルドな仕上がりになりますので、チキンなど癖のない素材に合います。 - ホワイトオーク
ウィスキー樽に長年使われたナラ材で、とてもいい香りがします。ウィスキーの香りを生かしたいので淡泊な素材(鶏肉や白身の魚)にご使用下さい。